「アメリカンヒーロー」 ビール片手にスーパーキャッチ、子供にあげた紳士が話題
同じ日には、大人が子供からボールを“強奪”する事件も起きていた
■インディアンス 8-0 タイガース(日本時間17日・クリーブランド)
16日(日本時間17日)に行われたインディアンス対タイガースの一戦で、ファンによるスーパーキャッチからの心温まるシーンがあった。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が紹介している。
2回2死一、三塁の場面でリンドーアが放ったライナー性の打球は観客席に飛び込んだ。この打球にビール片手に観戦していた男性が反応すると、空いた左手の素手で楽々とキャッチ。右手に持っていたビールは死守しながらのスーパーキャッチに球場全体から拍手が起きると、男性は一礼。周りの観客とハイタッチをすると、ボールを近くに座っていた少年にプレゼントした。
MLB「Cut4」公式ツイッターは「我々はこのヒーローを以下の理由で支持する」とコメントを添え動画を公開。「ビールを持ちながら、片手でファウルボールをキャッチした。ビールをほんのちょっとこぼしただけ。子供にファウルボールをあげた」と3つの理由を挙げている。
「この世にはまだ良い人たちがいるんだね」
「本物のアメリカンヒーロー」
「敬意を表します」
「本物の野球ファン」
「尊敬」
「少年の表情が全てだ……」
「すごい!!!」
「素晴らしいキャッチ!」
「こうあるべき」
「最高の男。なんて紳士だ」
「子供からホームランボールを奪うカブスファンもいるしね」
ビール片手のスーパーキャッチと、その後の行動の“紳士”っぷりにファンからも大興奮のコメントが寄せられている。また同じ日に行われたカブス-レッズ戦で発生した、サヨナラ本塁打のボールを大人が子供から“強奪”するシーンと比較する声もあった。