「珠玉の無失点試合」 ダルビッシュの移籍後本拠地初勝利に米メディアは称賛の嵐
本拠地レッズ戦で6回無失点の好投で14試合81日ぶりの3勝目を挙げた
■カブス 5-2 レッズ(日本時間18日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は17日(日本時間18日)、本拠地のレッズ戦で先発し6回2安打無失点の好投を見せ14試合81日ぶりの勝ち星となる3勝目を挙げた。完全復活を印象付ける移籍後、本拠地初勝利を挙げた右腕を米メディアは絶賛している。
2試合連続、今季6度目のクオリティースタートを達成し7奪三振を奪う快投劇。ここまで白星から見放されていた右腕が見せた無失点ピッチングに米メディアはこぞって賛辞を送った。
MLB公式サイトは「リグリーフィールドでの初勝利は、珠玉の無失点試合」と見出しを付け「98マイル(約158キロ)の速球で、ヤシエル・プイグを三振に仕留め、6回を終わらせた時、ダルビッシュは、体をターンさせ、拳を2度ほど突き上げ叫んだ」と活躍ぶりを伝えている。
地元メディアの「NBCスポーツ・シカゴ」も昨年加入した“助っ人”がようやく手にした本拠地での白星を喜んだ。「ついにリグリーフィールドでの初勝利を飾った」とレポートし記事ではマドン監督が試合後に語ったコメントを紹介。
「最後のアウトには、彼の全力がこもっていた。観衆が、彼がマウンドをから下りた時、叫んでいたのは、素晴らしいこと。彼はそれをポジティブに感じているし、彼はそれを受ける価値に値するよ」
ファン、ナイン、そして指揮官もダルビッシュの快投に目を奪われたようだ。
(Full-Count編集部)