米大学“6歳コーチ”は退場記録保持者? 誕生秘話も 地元メディア「情熱が存分に伝わる」

6歳コーチの退場劇に米メディアが注目した(画像はスクリーンショット)
6歳コーチの退場劇に米メディアが注目した(画像はスクリーンショット)

ナインへの檄、審判への猛抗議など可愛らしい姿が話題の6歳少年“ドレイクコーチ”

 米大学野球で大注目を浴びる“6歳コーチ”の誕生秘話などを地元メディアが伝えている。カラマズー・グラウラーズに投手コーチとして所属するドレイク・リビングストン君。チームを鼓舞するためマウンドで檄を飛ばせば、審判への猛抗議で退場に……。可愛すぎる姿に世界中のファンが注目している。

 地元テレビ局「wivb」電子版は「ネット上で大きな話題となっている6歳の『ドレイクコーチ』の裏話」と見だしを付け、「ドレイクコーチ」の誕生秘話を伝えている。

 記事では父のコーディさんが球団関係者だったこともあり「ゲームをもっとエキサイティングにするため」にドレイク君を今季から大学のサマーリーグでアシスタント投手コーチに就任した経緯を紹介。MLB公式サイト内の人気コーナー「Cut4」でも審判へ猛抗議する「ドレイクコーチ」の姿が過去に紹介されている。

 球場内で毅然とした態度でチームを鼓舞する姿、そして審判へ猛抗議する姿がネット上で公開されると世界中のファンが大注目する事態に発展した。それでも記事では「実はドレイクは少しカメラの前ではシャイだが、それでも彼のゲームへの情熱が存分に伝わってくる」と、ドレイク君の“プロ意識”の高さを称賛している。

 チームのGMを務めるブライアン・コロピー氏は「初めはみんな、これがジョークなのか、なにが起こっているのか分からかった」と当時を語っているが、今ではチームになくてはならない存在になっているという。また、「ドレイクコーチ」はリーグの最多退場記録保持者であることも伝えている。

 父のコーディさんは「ドレイクはとてもプロフェッショナルなんです。そして、時には彼の情熱が噴出してしまうこともある。彼は選手たちと上手くいっている。彼にとっては、チームの雰囲気がとても大切なんです。選手たちの周りにいて、チームのためならできることは何でもする。それは生まれもっての才能だと思う」と、息子の活躍を称えていた。

 そして、ドレイク君は今後の夢も語っている。

「野球を永遠にプレーし続けたいんだ」

(Full-Count編集部)

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