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小林雅英氏が語る“女イチロー”三浦伊織の凄み「テニスの打ち方に近い」

ロッテでクローザーとして活躍し、05年にはセーブ王に輝いてチームの日本一にも貢献し「幕張の防波堤」の異名を取った小林雅英氏。昨シーズンまでロッテで1軍投手コーチを務め、今シーズンは日本女子プロ野球リーグで投手総合コーチに就任した。女子野球の普及に力を入れている小林氏に、女子プロ野球の魅力や注目の選手、今後の課題などを聞いた。

女子でも「小さいころから野球に接する子が多くなっている」

 日本でも北京五輪で金メダルを獲得し、東京五輪の正式種目にもなっているソフトボールのほうが認知度が高いが、さらに女子野球が拡大していくためには女性の指導者が増えていく必要があると説明する。

「幼いころの指導者も少なく、技術的にもまだ未熟な面があると思います。男性と女性は手の大きさが違うので、ボールの握り方も変わってくる。そこを共有できる、女子野球を経験した指導者が増えてくれば、レベルも上がっていくのではないかと思います」

 女子プロ野球を取り巻く環境は、近年の少子化の影響もあり変化してきている。女子も含めてチーム編成をしないとチームとして成り立たないという事情から、少年野球チームに女子が入れるチームが増えているのだ。

「小さい時から女の子が野球をできる環境は広がっています。兄弟が野球をやっていて、その影響で始める子が多いです。高校にも女子の硬式野球部が増えてきました。10年前は全国に5チームほどでしたが、今は約30チームあります。せっかく小さいころから野球に接する子が多くなっているので、女子プロ野球を一つの目標にしてほしいです」

 幼いころからプレーする女子選手たちの目指す場所になるよう、女子野球界全体の発展に期待したい。

(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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