田中将大の12失点KOにNYメディア辛辣「キャリア最低の登板」「恥をかかされた」
自己ワーストの12安打12失点、“悪夢”の登板に…
■Rソックス 19-3 ヤンキース(日本時間26日・ボストン)
ヤンキースの田中将大投手は25日(日本時間26日)、敵地レッドソックス戦に先発し、3回1/3を12安打3四球12失点と炎上して6敗目(7勝)を喫した。12安打12失点はいずれも自己ワースト。防御率は試合前の4.00から4.79まで悪化した。辛辣なニューヨークメディアは「キャリア最悪の登板」と酷評している。
田中は初回、ボガーツにグリーンモンスター越えの特大3ランを浴びるなど7安打7失点。2、3回は無失点に抑えたものの、4回に再びつかまり、ディバースのソロ弾などで4点を失ってKOされた。降板後には、2番手のタープレーがタイムリーを浴び、田中の失点は「12」に。これまでの自己ワースト8失点を更新する“悪夢”の登板となった。
初回に7失点を喫した時点で、米メディアは辛辣だった。2/3回を4安打2四球6失点と炎上してKOされた6月29日(同30日)のロンドンでのレッドソックス戦を思い出させる立ち上がりに、カリフォルニアのTV局「ABC30 News」でアンカーを務めるコリン・ホガード氏は「既にロンドンにはいないことをポーセロは知っていたが、タナカはそうでなかった?」とツイート。同じくロンドンで炎上したレッドソックス右腕ポーセロがこの日の相手先発だったこともあり、“皮肉”まじりに綴った。