大谷翔平、ファンの無事に安堵の笑顔 痛烈ファウルに“絶叫”で危険知らせる
痛烈なファウルを放つと、スタンドのファンに「ヘイ!ヘイ!」
■オリオールズ 9-3 エンゼルス(日本時間27日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地でのオリオールズ戦に「3番・DH」で2試合連続スタメン出場し、4打数1安打だった。第2打席で右翼線への三塁打を放ち6試合連続出塁。エンゼルスは先発のトリピアーノが2回までに7点を失い、2連敗となった。
4回の第2打席で右翼線への痛烈な当たりを放ち、快足を飛ばして三塁打を放った大谷。3試合ぶりの安打、そして6試合連続出塁とした。6回2死二塁での第3打席は遊ゴロ、9回の先頭打者で立った第4打席は打球速度112マイル(約180キロ)の痛烈なライナーを放ったが、やや左寄りにシフトを敷いていた中堅の真正面。中直に終わり、この日は4打数1安打だった。
この日の第4打席、またしても、大谷がファンに危険を知らせる“絶叫”をするシーンがあった。9回の先頭打者として打席に入ると、2ボール2ストライクからの5球目だった。内寄りのスライダーで弾き返した打球は、鋭いライナーとなって三塁側スタンドへと飛んだ。
次の瞬間、大谷は「ヘイ!ヘイ!」と大声を張り上げ、ファンに危険を知らせる咄嗟の行動を取った。誰かに当たることはなく、これを見た大谷はうっすらと微笑みを浮かべ、観客の無事に安堵した様子を見せていた。MLBでは打球がファンに直撃し負傷するアクシデントが続いており、防球ネットの拡張球団が出てきている。