大谷翔平、三塁打の快足ぶりに米専門家も興奮「見るのはとても楽しい」
27日のオリオールズ戦の第2打席で右翼線へ三塁打
■オリオールズ 9-3 エンゼルス(日本時間27日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、本拠地でのオリオールズ戦に「3番・DH」で2試合連続スタメン出場し、第2打席で快足を生かした三塁打を放った。6試合連続出塁。リーグ平均を上回るスプリントスピードで三塁を陥れ、エンゼルスOBのマーク・グビザ氏は改めて大谷の俊足ぶりを称賛した。
オリオールズ先発の右腕アッシャー・ウォジェハウスキー投手との初対決。第1打席は右直に倒れた大谷だったが、第2打席で右翼線への快音を響かせた。やや左翼寄りに守備位置を取っていた外野陣をあざ笑うかのように打球は右翼線を点々。大谷は快足を飛ばして一気に三塁まで陥れて今季2本目の三塁打とした。
MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」によると、大谷はリーグ平均の秒速27フィート(8.23メートル)を大きく上回る秒速28.8フィート(8.78メートル)で三塁まで駆け抜けた。試合後、大谷自身は「僕はホームに行くつもりでしたけど、当たりも良くなかったですし、全力で走ってました」と振り返った。
この大谷の快足三塁打に、エンゼルスの地元で試合を中継する「FOXスポーツ・ウエスト」で解説を務めるエンゼルスOBでメジャー132勝投手のマーク・グビザ氏は「ショウヘイ・オオタニの走塁、ストライド、素早さを見るのはとても楽しいです。彼の大きさで、これほど速いとは思わないでしょう。しかし、彼が走り出すのを見ると、ワォ、速い走塁です!」と興奮気味で語っていた。
(Full-Count編集部)