田中将大は球種を読まれてる? 宿敵Rソックス戦は防御率40.50でNY紙指摘
ブーン監督は「明らかに、レッドソックスは弱点をつくのが上手い」
同紙も「タナカの成績は懸念材料である。なぜなら、ヤンキースがトレード期限までにローテーションを大きくアップグレードしなければ、タナカがプレーオフの第1戦に登板する可能性が高いからである」と指摘。しかも、ヤンキースが地区制覇、レッドソックスがワイルドカードゲームでプレーオフ進出となれば、両チームは地区シリーズで対戦する可能性が高い。頼りにしている田中が第1戦で負けるようなことがあれば、ヤンキースは苦しくなる。
田中が最近のレッドソックス戦で苦戦している事実について、ブーン監督は記事の中で「もう少し深く探らなければならないことだ。彼らは明らかに彼の球がよく見えている。調べて、今後改善できるか考えなければならない」と言及。やはり、何かしらの理由があると示唆している。
同紙は「(ブーン監督は)タナカの球種が読まれている、もしくはレッドソックスがサインを盗んでいる可能性を排除しなかった。それはレッドソックスが得意としていることである(昨年のア・リーグ地区シリーズ第3戦でルイス・セベリーノにしたことである)」と指摘。昨年、エース右腕のセベリーノは地区シリーズ第3戦で3回7安打6失点と炎上したが、レッドソックスにクセを読まれていたと米メディアが報じていた。
ブーン監督は「それについてはよく観察しようとしている。明らかに、レッドソックスは弱点をつくのが上手い。我々が対策しなければならないことだ」と話したという。もし本当に田中の投球がレッドソックスに“丸裸”にされているなら……何かしらの対策、改善が必要になってくる。その“答え”は出るのだろうか。
(Full-Count編集部)