ペナントレース正念場、8月に強い打者は誰? 昨年のセ・パ上位打率5傑は…

中日のビシエドは昨年8月だけで47安打、広島鈴木は12発29打点

○セ・リーグ
ビシエド(中) 26試101打47安7本24点0盗 率.465
鈴木誠也(広) 26試99打41安12本29点0盗 率.414
大和(De) 19試76打30安1本6点3盗 率.395
糸井嘉男(神) 23試75打29安3本15点1盗 率.387
青木宣親(ヤ) 24試97打35安1本12点0盗 率.361

 中日のビシエドが8月だけで47安打の荒稼ぎ。この月で打率1位に躍り出て首位打者を獲得した。広島の鈴木誠也は月間12本塁打29打点。チームを優勝に導く活躍だった。

 DeNA大和は阪神からFA移籍した昨年、8月になって打撃好調。1番に固定された。阪神の糸井は「夏男」であり、毎年8月は打撃成績が良い。ヤクルトの青木はこの年、4000打数に達してNPB歴代打率1位になったが、8月は通算打率をさらに押し上げた。なお、巨人・坂本勇人はこの時期故障で欠場し、6試合しか出場していない。

 このところ急ブレーキがかかっている巨人だが、昨年は広島にいた丸佳浩が打率.347、10本塁打、24打点と好調だった。また岡本和真も.340、8本塁打。この2人の打棒で首位戦線に踏みとどまりたいところだ。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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