DeNA上茶谷が7回2失点で6連勝、ラミレス監督べた褒め「全部よかった」
打線の組み換えも的中「結果が出てよかった」
■DeNA 6-2 ヤクルト(30日・横浜)
DeNAは30日、横浜スタジアムで行われたヤクルト戦に6-2で勝利した。先発の上茶谷が7回2失点の好投で6勝目。打線は神里と佐野の1、2番コンビが計6安打を記録するなど、13安打6点と機能した。ラミレス監督は「今日もチームが一体となったいい試合だった」と、快勝に満足そうだった。
4番に戻った筒香は無安打に終わったが、1番に入った神里が4安打1打点、2番の佐野も2安打1打点と躍動した。ラミレス監督は「神里は他の選手と迷ったが、タイミングの取り方がよくなっていたし、練習でもかなりよく見えたので起用した。結果が出てよかった」と、打線の組み替えが的中したことを喜んだ。
先発の上茶谷は7月2日以来の勝ち星で自身6連勝。指揮官は「ストレートも安定していたし、球種の使い方も投球テンポも全部よかった」とルーキー右腕を称賛。7回まで76球と完投ペースとも言える投球数だったが、「ルーキーでこれまでずっと先発で投げ続けているし、無理をして8、9回を投げさせることもない。それよりも余力を残して、次の登板に備えてもらう。今日はそういう選択をした」と、交代の意図を説明した。
今季最多となる3万2162人の大観衆の前で、投打がかみ合っての快勝に、ラミレス監督は「これだけのファンに来てもらって感謝しかない。明日からもベストを尽くしたい」と笑顔を見せた。
(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)