日ハム中田、楽天弓削に完封許し何度も首ひねる「何で打てないんだろうと…」
ルーキー左腕の前に2安打完封負け「捉えられなかったうちの負け」
■楽天 2-0 日本ハム(30日・札幌ドーム)
日本ハムは30日、本拠地で楽天のルーキー左腕・弓削隼人投手に2安打完封負け。4番の中田翔内野手は「悔しいけど、捉えられなかったうちの負け」と敗戦を受け止めた。
遊ゴロ、空振り三振、遊ゴロと3打数無安打に封じられた中田は試合後、何度も首をひねった。「何で打てないんだろうと思っているうちにズルズルいってしまった。コントロールが荒れるかもとは聞いていたけど、札幌ドームのマウンドが合っていたのかな。ボールが動くというわけではないし、タイミングが取りにくいわけでもない。でも、同じ真っ直ぐでもポイントがバラバラで自分のスイングができなかった」と狐につままれたような表情だった。
弓削の1軍登板は4月4日の日本ハム戦以来2度目。データが少ない中で苦戦した。中田は「次の対戦時にはしっかりイメージを持って、やり返したい」とリベンジを期した。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)