打てるわけない!? メッツ剛腕の「動く161キロ」と「エグいスライダー」が話題
MLB公式ツイッターも動画付きで紹介「対戦するのは不公平」
■メッツ 5-2 Wソックス(日本時間31日・シカゴ)
メッツのノア・シンダーガード投手の“えげつない”投球が話題となっている。30日(日本時間31日)の敵地ホワイトソックス戦に登板した剛腕は、5回にアンダーソンを3球三振に仕留めた場面で「動く100マイル(約161キロ)」→「えげつないスライダー」→「動く100マイル」と衝撃的なボールを立て続けに投じた。MLB公式ツイッターも動画付きで紹介している。
メッツの2点リードで迎えた5回2死三塁の場面だった。打席にアンダーソンを迎え、剛腕シンダーガードのギアが上がった。まずは内角低めに100マイルのシンカーで空振り。2球目は外角への89マイル(約143キロ)のスライダーで空振りを奪い、2ストライクと追い込むと、最後は真ん中低めに再び100マイルのシンカーで空振り。難なく三振に仕留めた。
MLB公式ツイッターは、この場面の動画を投稿。「動く100マイル。えげつないスライダー。動く100マイル。ソー(シンダーガードの愛称)との対戦は不公平だ」との言葉を添えた。確かに、アンダーソンにとっては“ノーチャンス”とも言える完璧な投球だった。
今季は防御率4.10とらしくない数字ながら、この日は7回1/3を5安打1失点11奪三振と圧倒的な投球を見せたシンダーガード。救援陣が追いつかれ、自身に白星はつかなかったものの、5-2でのチームの勝利に大きく貢献した。