2か月札幌ドーム開催なしの理由は? 変則日程が2020年シーズンへ及ぼす影響

本拠地以外で試合を開催する理由とは…2020年シーズンは一風変わったシーズンに

 各球団が本拠地球場で試合をすることが多いのは言うまでもないだろう。特に、球場を保有、もしくは運営権利を持っている球団の場合は、収益性の高さも含め、本拠地開催の試合数が必然的に多くなっている。選手の視点から見ても、移動の楽さや、家族がいる本拠地での試合が多いほうが喜ばれるだろう。

 そんな中でも各球団は、親会社の販促や、プロ野球の人気拡大のために、本拠地球場以外で試合を開催。現在では、楽天の東北地方やソフトバンクの九州地方など、地域活性化目的で試合を開催することも多くなってきている。

 2020年はオリンピックの影響により、本拠地で試合を開催できない球団も多い。本拠地が使用できないヤクルトとDeNAが東京ドームで初の主催試合を開催。日本ハムは、札幌ドームがオリンピックのサッカーの会場として使われるため、本拠地で2か月間試合開催無しなど、変則的な日程が組まれている。

 オリンピックへの参加もさることながら、移動でも選手たちに負担が掛かりそうな来シーズン。例年とは違った日程で行われるペナントレースはどのような展開を見せるだろうか。

○2020年度パ・リーグ公式戦地方球場開催日程

【日本ハム】12回
5/13.5/14東京ドーム、6/23釧路、6/24帯広、6/27.6/28静岡、7/4.7/5那覇、7/14.7/15旭川、7/17.7/18東京ドーム

【楽天】2回
5/19秋田、6/23弘前

【西武】5回
4/7県営大宮、4/21東京ドーム、5/19県営大宮、6/19前橋、8/27県営大宮

【ロッテ】2回
6/30富山、9/8水戸

【オリックス】0回

【ソフトバンク】6回
4/16北九州、4/18熊本、4/19鹿児島、7/7宮崎、7/9北九州、8/17京セラドーム

(「パ・リーグ インサイト」東海林諒平)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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