DeNAが巨人に0.5差肉薄、広島も2ゲーム差に接近…4日のセ・リーグは?

DeNA・ラミレス監督【写真:荒川祐史】
DeNA・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

最大10.5差あった巨人とDeNAの差はわずか半月で10ゲーム縮まる

 セ・リーグは4日、各地で3試合が行われ、DeNA、広島、ヤクルトがそれぞれ勝利した。

 DeNAは本拠地・横浜スタジアムで巨人と戦い、3-2で競り勝った。同一カード3連勝とし、その差を0.5ゲーム差に縮めた。初回にロペスの内野ゴロで先制すると、同点で迎えた3回には巨人守備陣の乱れで勝ち越し。6回には嶺井の適時打でリードを広げた。5回1失点の今永が2年ぶり2桁勝利となる10勝目。6回以降を武藤、エスコバー、国吉、山崎のリレーで逃げ切った。巨人は痛恨の3連敗。拙守と拙攻で3タテを食らい、7月16日に10.5ゲームあった差が、わずか半月ほどで10ゲーム縮められた。

 広島は本拠地マツダスタジアムで阪神に快勝。5カード連続の勝ち越しで首位巨人との差を2ゲームに縮めた。初回、菊池涼の中前安打を皮切りに怒涛の5連打。メヒアの3ランなどでいきなり5点を先制した。2回にも2点を加えて試合を序盤で決めた。大量リードに守られた先発の九里は6回5安打2失点で6勝目。阪神は先発の岩田が2回8安打7失点と大炎上。原口の今季初本塁打などで5点を返したものの、序盤のビハインドが大きすぎた。

 ヤクルトは本拠地・神宮球場で中日に快勝して連敗を止めた。初回に先制を許したものの、その直後にバレンティンの犠飛で同点に。2回に廣岡の適時打などで3点を勝ち越すと、3回には村上が23号ソロ、4回には青木が14号ソロを放ってリードを広げていった。先発の高橋は6回2失点で3勝目。中日は先発の笠原が3回6安打5失点でKOされ、連勝がストップした。

→1 巨人 98試合53勝44敗1分 -
→2 DeNA 101試合53勝45敗3分 0.5
→3 広島 102試合52勝47敗3分 1.5
→4 阪神 101試合46勝50敗5分 4.5
→5 中日 99試合45勝54敗0分 2.5
→6 ヤクルト 101試合39勝60敗2分 6.0

(Full-Count編集部)

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