前田健太、逆転満塁弾浴び3回途中5失点KOも…打線が同点に追いつき黒星消える

パドレス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:AP】
パドレス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:AP】

投手に痛恨の適時打を浴びるなど61球で降板、8勝目はならず

■ドジャース – パドレス(日本時間5日・ロサンゼルス)

 ドジャースの前田健太投手は4日(日本時間5日)、本拠地パドレス戦に先発し、2回2/3を5安打5失点でKOされた。8勝目はならなかったものの、味方打線が追いついたため黒星は消えた。

 前田は初回、2回と2イニング連続で3者凡退に仕留める上々の立ち上がり。打線は3回に先頭マンシーの27号ソロで先制すると、マーティンの2ランも飛び出し、3点のリードを奪った。

 ところが、前田は直後の3回に先頭メヒアに左翼への二塁打を浴び、初めての走者を出す。マーゴットは空振り三振も、ピッチャーのパダックに適時中前打を浴びて2点差に。タティスJr.は見逃し三振で2アウトとしたが、ガルシアは中前打、マチャドは四球で2死満塁に。ここでホズマーにチェンジアップを右翼スタンドに運ばれ、痛恨の満塁被弾でこの回5失点となった。

 続くレンフローに左前打を浴びたところで降板。2回2/3を5安打5失点4奪三振1四球でKOされ、わずか61球(ストライク39球)でマウンドを降りて防御率4.37となった。

 3番手ガルシアも4回に1点を失って3点差とされたドジャース。しかし、その裏にビーティの適時左前打で1点を返すと、ネグロンが左前へ2点適時打。同点に追いつき、前田の黒星は消えた。

(Full-Count編集部)

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