ブ軍移籍の元日ハム右腕マーティン 一度は野球を諦めた人生「クレイジーだと思う」

大きかった日本ハムでの2年間「心を落ち着かせることができた」

 15年をヤンキースで過ごすと、次の行き先は日本のプロ野球、北海道日本ハムファイターズだった。「少し苦戦していた時に心を落ち着かせることができた。日本に行って一番大きかったことは、多分それだと思う」とAJC紙の取材に当時を振り返る。2年間で計92試合に登板して2勝2敗、22セーブ、48ホールド、防御率1.12の活躍。日本球界で飛躍を遂げたマーティンは17年オフにレンジャーズと2年契約を結んだ。

 18年はレンジャーズで46試合に登板し、待望のメジャー初勝利も挙げた。「ジェットコースターのような年だったが、大きな自信につながった。今年もそれを続けられていると思う」と語っている。

 メジャー復帰2年目の今季はレンジャーズで38試合に登板し、0勝2敗4セーブ、防御率3.08。そして、7月30日にブレーブスへの移籍が発表された。

「(ここまでの人生を)振り返った時、『クレイジー』と思うだろうね。でも今は楽しむことに集中している。毎日プレーできること、特に強豪チームでプレーできることに感謝している」と語った右腕。ナ・リーグ東地区で首位を走るチームのために、右腕を振り続けるつもりだ。

(Full-Count編集部)

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