甲子園開幕! 初日から大熱戦・高岡商が延長10回制す、八戸学院光星は初回に満弾

初日の結果一覧
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八戸学園光星・下山が満塁弾、神村学園・田中瞬が完投勝利

 第101回全国高等学校野球選手権大会は6日に開幕。開会式のあと、1回戦3試合が行われ、八戸学院光星(青森)、神村学園(鹿児島)、高岡商(富山)がそれぞれ勝って、2回戦に進出した。

○八戸学院光星(青森) 9-0 誉(愛知)

 八戸学院光星が11安打を放って圧倒した。初回に3四死球で得たチャンスで、下山が先制の満塁本塁打。その後も3本の適時打、2本の犠飛で着々と得点を重ねた。守っては後藤(5回1安打)、山田(4回3安打)の継投で完封した。春夏通じて初出場の誉は、2投手が計7死球を与えるなど、本来の力を出すことなく姿を消した。

○神村学園(鹿児島) 7-2 佐賀北(佐賀)

 神村学園が相手の拙守に乗じて効果的に得点を挙げた。1回に2つの失策とセーフティスクイズで3点を先制。2回に2本の適時二塁打、7回にも相手失策が絡んで2点を奪って試合を決めた。投げてはエース田中瞬が5安打2失点で完投した。佐賀北は3失策がことごとく失点に結び付いて完敗。全国制覇した2007年以来の甲子園勝利はならなかった。

○高岡商(富山) 6-4 石見智翠館(島根)

 高岡商が延長10回の激闘を制した。4-4で迎えた延長10回2死二、三塁で、主将の1番森田が勝ち越しの右越え2点三塁打。森田は2回にも左翼ポール直撃の2ラン本塁打を放っており、3安打4打点の大暴れだった。石見智翠館は2点を追う9回1死満塁で1番・関山愛が同点の左前2点打。なおも1死満塁としたが、あと1点が遠かった。この結果、2回戦で八戸学院光星は智弁学園(奈良)と対戦。高岡商と神村学園が激突することになった。

(Full-Count編集部)

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