マ軍ベッカムが禁止薬物で80試合出場停止「信頼できる入手元から製品を手に入れ…」
ベッカムは6月に打率1割台も7月に打率3割超え「摂取しても安全だと…」
大リーグ機構(MLB)は6日(日本時間7日)、マリナーズのティム・ベッカム内野手を薬物規定違反により80試合の出場停止処分にしたと発表した。運動能力向上効果薬スタノゾロールの陽性反応があったという。MLB公式サイトが伝えている。
メジャー6年目、29歳のベッカムは今季88試合に出場し、打率.237、15本塁打、47打点。6月は打率.138、1本塁打、5打点だったが、7月には月間打率.311、3本塁打、10打点と復調していた。マリナーズは「ティム・ベッカムがMLBの薬物防止・治療プログラムに違反したことは遺憾です。マリナーズは薬物防止・治療プログラム、禁止薬物の使用を撲滅する取り組みを支援します」と声明を出した。
処分は即適用されるという。ベッカムは選手会を通じ、「信頼できる入手元から製品を手に入れ、摂取しても安全だと言われました。残念ながら、製品は損なわれていました。権利を行使し、仲裁を申し立てました。結果は残念ですが、決定を尊重し、自分の責任を理解しています。全ての責任は自分にあります。この過ちについて、マリナーズ、ファン、チームメート、家族に心から謝罪申し上げます。処分が終了した時、キャリアを再開することを楽しみにしています」とコメントしている。
(Full-Count編集部)