菊池雄星、5回8K1失点の好投も7戦連続白星なし 中継ぎが追いつかれ5勝目が消滅

本拠地でのパドレス戦に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
本拠地でのパドレス戦に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

初回にタティスに先頭打者アーチを浴びたが、その後は8三振を奪う力投

■マリナーズ – パドレス(日本時間8日・シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手が7日(日本時間8日)、本拠地でのパドレス戦に先発し5回4安打8奪三振1失点の好投。勝利投手の権利を持って降板したが2番手投手が同点に追い付かれ今季5勝目が消滅した。

 菊池は初回の先頭タティスにフルカウントから投じた83.5マイル(約134キロ)のスライダーを左翼席へ運ばれ先制を許したが、その後は粘りの投球を見せた。

 2回は1死からメヒアの遊撃内野安打を浴びたがマーゴ、ウリアスを凡打に仕留め無失点。3回も1死からタティスに四球を与えたがマイヤーズを空振り三振、マチャドを遊飛に。同点で迎えた4回も1死からレンフローに左前打を浴び2死から2四球で満塁のピンチを背負ったがヘッジズを一飛に抑え無失点で切り抜けた。

 すると打線はその裏、シーガーが右翼席へ11号ソロを放ちマリナーズが勝ち越しに成功。1点の援護を受けた菊池は5回。先頭のタティスに右前打を浴びたがマイヤーズ、マチャド、ホスマーを3者連続三振に仕留め、5回4安打8奪三振1失点の力投で今季5勝目の権利を持って降板した。

 だが、6回に2番手でマウンドに上がったブレナンがメヒアに一発を浴び同点に追い付かれ菊池の5勝目は消滅。これで菊池は6月23日(同24日)のオリオールズ戦で4勝目を挙げてから7試合連続で白星がない状況となった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY