ロッテ・レアード球団14年ぶり30号到達! 「幕張スシも閉店してしまうんじゃないかと…」

新助っ人のマーティンとは「特に2人では話し合って、助け合っています」

 この日は初回、2番・マーティンも先制の4号ソロを放ち、初のアベックホームランとなった。「加入して10試合くらい(12試合)になりますが、本当にチームに貢献する打撃をしていますし、彼がラインナップに入って、本当に(打線が)機能していると思っているので、今日は2人で一緒の試合でよかったです」と、共に活躍できたことを喜んだ。

 1987年9月11日生まれのレアードと、88年3月6日生まれのマーティンは同じ31歳。マーティンの活躍で、レアード自身は刺激を受けているのか。

「2人で対戦しているいろんな投手について話し合ったり、試合中でもそういう対戦した投手について『ここが合っている』とか、『これからこうしていこう』とか、そういう話し合いができている。マーティンとだけではないですが、特に2人では話し合って、助け合っています」。ライバル視するのではなく、相手投手の攻略するために、お互い意見交換をする良きパートナーとして「本当にいい関係」を築き上げている。

 この日の勝利でロッテは4位タイに浮上。首位ソフトバンクとのゲーム差も4.5と、その姿を視界にとらえているが、レアード自身もそこは十分に理解している。「今日の試合で(ソフトバンクに)勝ち越したのは大きいですし、上位との差が詰まって、いつでも上に行ける状態。これから楽しみですし、しっかり頑張って、上位を目指さなくてはいけないと思っています」

 シーズンも残り41試合。マウエ↑浮上をより現実のものへとするべく、チームの4番を任される助っ人は、全力で勝利を掴みに行く。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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