選抜準V習志野vs沖縄尚学の好カード 花巻東、仙台育英も登場 大会4日目みどころ

大会4日目は習志野、花巻東らが登場
大会4日目は習志野、花巻東らが登場

初出場の飯山は第2試合で仙台育英に挑む

 第101回全国高校野球選手権大会は大会4日目となる9日に4試合が行われる。花巻東(岩手)は鳴門(徳島)、選抜準優勝の習志野(千葉)は沖縄尚学(沖縄)と対戦する。初出場の飯山(長野)は仙台育英(宮城)に挑む。

○花巻東(岩手) – 鳴門(徳島)第1試合・8時00分

 2年連続10回目の出場となる花巻東は2度の終盤での逆転勝利で岩手大会を勝ち上がった。エースの西舘、左腕の中森を中心に4人の投手が登板し、選手層が厚い。打線は2年生の4番・水谷と5番・田村が軸だ。2年連続13回目の鳴門はエース左腕の西野に注目だ。徳島大会を1人で投げぬき、ノーシードから勝ち上がった。打線は5試合で20犠打と堅実に攻め、高校通算31本塁打の4番・浦、5番・宮崎が返す。

○飯山(長野) – 仙台育英(宮城)第2試合・10時30分

 春夏を通じて初出場の飯山は岡田、常田、田原の3投手で守り勝つ野球。打線は長野大会6試合で犠打7と少なく、積極的な攻撃で初勝利を狙う。3年連続28回目の出場となる仙台育英は、宮城大会6試合全てで継投策。エースの大栄は145キロの直球とスライダーのコンビネーションが持ち味だ。打線は宮城大会13安打2本塁打の3番・入江を中心に下位からでも得点を狙える。

○習志野(千葉) – 沖縄尚学(沖縄)第3試合・13時00分

 8年ぶり9回目の出場の習志野は今春の選抜の準優勝校。2年生の4番・桜井が千葉大会で29打数15安打と打線の中心だ。投手は5人が登板したが、飯塚が準々決勝で完投、山内が決勝で完投するなど個々の能力が高い。“美爆音”と呼ばれる迫力ある応援にも注目が集まる。5年ぶり8回目の出場となる沖縄尚学は、沖縄大会の決勝で興南との延長13回の死闘を制した。変則左腕の仲村渠と制球力が武器の比嘉の2枚看板に出塁能力の高い打線が売りだ。

○高松商(香川) – 鶴岡東(山形)第4試合・15時30分

 23年ぶり20回目の出場となる古豪・高松商は、エース左腕の香川が香川大会3試合22イニングで27奪三振。打線は一発はないが、単打を集めて地道に加点する。3年ぶり6回目の出場となる鶴岡東は山形大会5試合で63安打50得点の重量打線。それに加えて1失策と守備も堅く、15年の16強超えを目指す。

(Full-Count編集部)

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