選抜準V習志野が延長で劇的勝利! 仙台育英20点圧勝、花巻東敗退

大会4日目の結果一覧
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習志野エース飯塚は6者連続三振を含む5回8K救援、鶴岡東は丸山がバースデーV打

 第101回全国高校野球選手権大会は9日、1回戦4試合が行われた。鳴門(徳島)、仙台育英(宮城)、習志野(千葉)、鶴岡東(山形)がそれぞれ勝って、2回戦に進出した。

○花巻東(岩手) 4-10 鳴門(徳島)

 鳴門が10-4で花巻東に勝利した。初回、藤中の適時二塁打で3点を先制。3回に納田の犠飛で1点、5回に原田の2点適時打、西野の左犠飛で3点を追加してリードを広げた。エース西野は154球完投勝利。花巻東はエース西舘が3回からマウンドに上がったが、流れに乗った打線を止められず6失点を喫した。

○仙台育英(宮城) 20-1 飯山(長野)

 仙台育英が20-1で初出場の飯山を圧倒した。1点を先制された3回、2死一、三塁から千葉の2点二塁打で逆転すると、この回一挙4得点。5回には9安打10得点の猛攻で、終わってみれば24安打20得点を奪い取った。投げては4人の継投で2安打1失点。敗れた飯山は強豪相手に先制したが、強豪の打力に屈した。

○沖縄尚学(沖縄) 4-5 習志野(千葉)

 選抜準優勝の習志野が延長の末、5-4で沖縄尚学を破った。1点を追う9回、1死一、三塁から角田の適時打で同点に追い付くと、延長10回には1死二塁から和田の適時二塁打で勝ち越した。6回途中から登板したエース飯塚は5回2安打無失点。6者連続を含む8奪三振を奪う好リリーフで勝利を呼び込んだ。沖縄尚学は奥原のスクイズ2本で2度リードしたが、延長で力尽きた。

○高松商(香川) 4-6 鶴岡東(山形)

 鶴岡東が6-4で古豪・高松商に勝利した。2点を追う5回、1死二塁から河野の適時二塁打で1点を返すと、2四死球で1死満塁からは誕生日の丸山が三塁ベース直撃の逆転2点打を放った。先発の左腕・影山は6回2失点で好投手・香川とのサウスポー対決を制した。高松商は9回に2点を返したが、夏23年ぶりの勝利はならなかった。

(Full-Count編集部)

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