大谷翔平、第1打席で2戦ぶり&7打席ぶりヒット CY賞右腕から左中間破る二塁打
「3番・DH」で3試合連続スタメン、チームは泥沼の8連敗中
■Rソックス – エンゼルス(日本時間11日・ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地レッドソックス戦に「3番・DH」で3試合連続スタメン出場。第1打席で2試合ぶりのヒットとなる左中間への二塁打を放った。
大谷は初回、1死一塁で打席へ。2016年のサイ・ヤング賞右腕ポーセロと対戦し、カウント2-2からカーブを捉えた。左中間への打球はグングンと伸び、左中間フェンスにワンバウンドで到達。大谷は悠々と二塁に到達した。続くアップトンが右翼へ3ランを放ち、エンゼルスが先制した。
8日(同9日)の同戦ではメジャー屈指の左腕セールから左翼線への“ボテボテ二塁打”を放った大谷。しかし、その後の2打席は凡退すると、9日(同10日)の同戦では4打数無安打と沈黙。3回にはニゴロで一塁に残り、二盗を試みたものの、今季3個目の盗塁失敗に終わっていた。これが7打席ぶりのヒットだ。
大谷の試合前までの今季通算成績は78試合出場、打率.283、15本塁打、43打点、OPS(出塁率+長打率).852。レッドソックス戦は昨季から通算11打数1安打の打率.091と苦しんでいるが、2試合ぶりのヒットとなった。
エンゼルスは9日に今季ワーストタイの16失点を喫し、泥沼の8連敗中とプレーオフ進出は厳しい状況になってきている。大谷の7月27日(同28日)の本拠地オリオールズ戦以来11試合ぶり、8月に入ってから初の一発にも期待がかかる。
(Full-Count編集部)