前田健太、圧巻の7回0封&8勝目に指揮官絶賛 「今夜ケンタは本当に本当に良かった」
約2か月ぶりの勝利に指揮官は「重要なのは彼の自信につながることだ」
■ドジャース 4-0 Dバックス(日本時間11日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手は10日(日本時間11日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦で7回3安打無失点6奪三振無四球の快投で71日ぶりの白星となる8勝目を挙げた。完璧な投球を見せた右腕にデーブ・ロバーツ監督も「今夜ケンタは本当に本当に良かった」と最敬礼だった。
腕の位置を高くするなどフォームを微修正した前田がダイヤモンドバックス打線を圧倒した。3回まで完全投球を見せると、4回2死三塁のピンチではペラルタを空振り三振に仕留め無失点。その裏には自らのスクイズなどで2点を奪いリードを広げた。その後も要所を締め7回3安打無失点、6奪三振無四球で71日ぶりの白星となる8勝目を手にした。
試合後、ロバーツ監督は前田の投球を「打者はぎこちないスイングをしていた。最後の方でも、直球でフライアウトに打ち取っていた。直球をストライクに投げ、カウントを有利にし、変化球を混ぜていた。今夜ケンタは本当に本当に良かった」と絶賛。
ここまで約2か月白星から遠ざかっていたが「7回まで投げてくれた。チームにとっても重要なことだが、それ以上に重要なのは彼の自信につながることだ」と、この日の快投が復調のきっかけになることを願っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)