田中将大の9回途中ゼロ封に敵地メディアもお手上げ「タナカはさらに良かった…」

ブルージェイズ戦に先発し今季8勝目を挙げたヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ブルージェイズ戦に先発し今季8勝目を挙げたヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

田中は敵地ブルージェイズ戦で8回0/3で3安打無失点 日米通算171勝目を挙げた

■ヤンキース 1-0 ブルージェイズ(日本時間12日・トロント) 

 ヤンキースの田中将大投手は11日(日本時間12日)の敵地ブルージェイズ戦で8回0/3、3安打無失点の好投で今季8勝目(6敗)を挙げた。田中は日米通算171勝(NPB99勝、MLB72勝)となり、中日・松坂大輔、巨人・岩隈久志を抜いて現役日本人投手単独トップに立った。

 7月25日(同26日)のレッドソックス戦で自己ワーストの12失点、前回登板の5日(同6日)オリオールズ戦でも5失点を喫するなど不振だったが、この日は散発3安打、二塁も踏ませない投球だった。完封こそ逃したが8回0/3を無四球、93球でまとめる完璧な投球を見せた。カナダのラジオ局「スポーツネット」は「ヤンキースのタナカが好調ブルージェイズ打線を無失点に抑えて勝利に導く」と称賛した。

 ブルージェイズの先発ソーントンは6回3安打1失点と好投。1点を争う投手戦だった。カナダ紙「トロント・サン」は「ここ1か月以上、球界で最も強力な打線を誇る2チームが、日曜日の午後に沈黙した。マサヒロ・タナカは素晴らしく、トレント・ソーントンに投げ勝ち、ブルージェイズ戦で1-0の勝利に導き、ヤンキースは4試合のシリーズをタイとした」と伝えた。ブルージェイズの球団公式サイトも「ソーントンは好投したが、マサヒロ・タナカは更に良く、9回途中まで投げ、3安打無失点にブルージェイズ打線を抑えた」と称えていた。

(Full-Count編集部)

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