西武辻監督、山川の“お目覚め弾”にニッコリ「我々も嬉しい。きっかけになれば」
ロッテ戦で今季3度目の同一カード3連勝 金子侑も復帰「落ち着いて野球ができた」
■西武 9-2 ロッテ(12日・ZOZOマリン)
西武が12日のロッテ戦に9-2で勝利し、今季3度目の同一カード3連勝を飾った。先発のニールは7安打を浴びながらも7回途中まで1失点と試合を作り6勝目。
先発のニールが初回にマーティンに先制ソロを浴びたが、4回に木村の遊ゴロの間に1点を返し同点に追いつくと、5回にはレアードの適時失策で勝ち越しに成功した。2点リードで迎えた6回、この回から登板した2番手のチェンから森、中村の連続適時打で2点を追加すると、さらに3番手の酒居からも外崎が左越え18号2ランを放ち2点を追加。9回にはダメ押しとなる山川の33号2ランが飛び出した。
辻監督は前日11日から7番に打順を下げた山川に飛び出した一発に「喜んでいたよ。我々も嬉しい」とにっこり。「明日からのきっかけになってくれれば」とここまで33本塁打89打点を挙げている主砲の完全復活に期待した。
この日から金子侑が右大腿骨骨挫傷から復帰し、早速「9番・左翼」でスタメン出場した。指揮官は「9人がスタメンで落ち着いて野球ができた。いい形で勝てた」とこの日の1勝に手応えを感じていたようだった。
(安藤かなみ / Kanami Ando)