関東一、堅守で逃げ切って4年ぶり3回戦進出 5回に5連打で一挙4点勝ち越し

関東一(東東京)が6-5で勝利
関東一(東東京)が6-5で勝利

熊本工は7回に1点差に迫るも4失策が響く、15日は台風10号のため全試合中止

 第101回全国高校野球選手権大会第9日が14日、甲子園球場で行われ、第3試合は関東一(東東京)が熊本工(熊本)を6-5で破って3回戦進出を決めた。

 関東一は3回、2四球で1死一、二塁のチャンスを迎えると、2死から平泉の三ゴロを相手サードが悪送球。ノーヒットで先制に成功する。4回に同点に追い付かれたが、5回には平泉、野口、渋谷、重政、初谷の5連打に相手ライトの後逸が絡み、4点を勝ち越した。先発・土屋は9回5失点の粘りのピッチング。度重なるピンチを好守で乗り切って、4年ぶりの3回戦進出を決めた。

 敗れた熊本工は、4失策が響いて2006年以来13年ぶりの3回戦進出を逃した。7回に3点、9回に1点を返して1点差まで迫る粘りも見せたが、あと一本が出なかった。

 この試合で3回戦進出の16校が出揃った。台風10号の接近に伴い、15日は全試合が中止となったため、3回戦は16、17日に実施される。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY