中京学院大中京、逆転で44年ぶり8強進出 7回一挙7得点でV候補・東海大相模を撃破

中京学院大中京(岐阜)が9-4で勝利
中京学院大中京(岐阜)が9-4で勝利

エース不後は右肩に死球も6回途中2失点、7回ピンチで再登板して切り抜ける

 第101回全国高校野球選手権大会第10日が16日、甲子園球場で行われ、第2試合は中京学院大中京(岐阜)が東海大相模(神奈川)を9-4で破って準々決勝進出を決めた。

 中京学院大中京は2点を追う7回、二村の右前打、高畑の二塁打、申原の適時左前打の3連打で1点を返す。さらに1死一、三塁から藤田の中前打で同点、小田の右前打で逆転すると、不後の適時二塁打、井上の内野安打と4連打。2死二、三塁から二村の2点適時二塁打で一挙8安打7得点を奪った。

 エースの不後は2回に右肩に死球を受けるも続投。6回途中2失点と好投すると、一塁の守備に入る。逆転した7回には、2死一、二塁のピンチで再登板。1点を返されたが切り抜けて、中京商時代の1975年以来、44年ぶりの8強進出となった。

 敗れた東海大相模は、神奈川大会から9試合目にして初めて先制を許す展開。6回に一時は逆転したものの再逆転され、優勝した2015年以来4年ぶりの準々決勝進出はならなかった。

(Full-Count編集部)

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