大谷、3回に快足飛ばして適時内野安打! 7戦連続安打で1点差、本拠地は大歓声
自己最長ブランクの67打席連続本塁打なしも…打撃好調を維持
■エンゼルス – Wソックス(日本時間17日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地ホワイトソックス戦に「3番・DH」で8試合連続スタメン出場。第2打席で7試合連続のヒットとなる適時内野安打を放った。本塁打なしの自己最長ブランクは67打席に伸びたが、打撃好調を維持している。
この日は「’70s WEEKEND」と名付けられた1970年代をフィーチャーしたイベントが開催され、ユニホームも当時のものを着用。スクリーンには1970年代の映画に選手をコラージュした写真が使われ、大谷は1978年公開の「グリース」のジョン・トラボルタに合成された“ショウ・トラボルタ”で登場した。
初回は無死一、二塁の好機で打席へ。しかし、先発右腕ジオリートに2球で追い込まれると、内角への95マイル(約153キロ)の直球にバットが空を切り、空振り三振。エンゼルスはこの回、1死満塁の好機を作ったものの、カルフーン、プホルスも凡退して先制はならなかった。
しかし、2点を追う3回の第2打席で結果を残す。1死三塁でジオリートのチェンジアップを弾き返す。二遊間へのゴロを二塁手が捕球したものの、大谷は快足を飛ばして一塁を駆け抜けた。三塁走者のフレッチャーが生還し、適時内野安打に。エンゼルスが1点差に迫った。
大谷は直近6試合中5試合でマルチ安打、その間は28打数12安打の打率.429、8月の月間打率.319と好調。7月27日(同28日)のオリオールズ戦の第2打席で15号ソロを放って以来、67打席連続で本塁打は出てないが、17試合ぶりの一発が飛び出すか、注目が集まる。ホームランが出れば、8月は初、後半戦に入って2本目となる
大谷の今季通算成績は、試合前まで84試合出場で304打数90安打の打率.296、15本塁打、49打点、OPS(出塁率+長打率).870となっている。
(Full-Count編集部)