通訳も衝撃デビュー!? 鷹コラスの笑い&騒然お立ち台を生んだ元広島投手
予想だにしない“ナナメ上”の回答にスタンドのファンは笑いも…
ドミニカ共和国出身のゲレーロ通訳。母国にある広島の育成施設「カープアカデミー」でプレーし、2008年に長崎セインツ、2009年には四国ILの徳島に在籍。2010年から2年間は育成選手として広島でプレー。広島退団後は高知、愛媛にも所属し、2017年5月、コラスとモイネロの加入と共にソフトバンクの通訳となった。入団後は主に福岡・筑後市のファーム施設でコラスの通訳を務めてきた。18歳で異国の地に飛び込んできたコラスを、側で支えてきた存在だ。
この日のお立ち台。ゲレーロさんの通訳は、確かにたどたどしかった。終盤には、インタビュアーが「誰に報告したいですか?」と質問したにも関わらず、返ってきた答えは「日本に来て3年目になりました。日本の野球は違いますけど、日本に慣れてきました」というもの。予想だにしない“ナナメ上“の回答にスタンドのファンは笑いと、少々のざわめきに包まれた。
広島にはバティスタの通訳を務め、カタコトの日本語で一躍人気となったヘンディ・クレート氏がいるが、ゲレーロさんも“鷹の名物通訳“となりそうな強烈なインパクトを残した。初の大役を果たしたゲレーロ通訳は「すごく緊張しました」と、コラス以上に?安堵の表情を浮かべていた。
この日のヒーローインタビューでもお分かりのように、決して日本語は堪能とは言えない。ただ、そこは、ご愛嬌ということで。コラスの成長とともに、ゲレーロさんの通訳としての成長も、ファンの皆さんには温かく見守ってもらいたい。