SNS投稿が生んだ“奇跡のファン”が1回3K衝撃デビュー! 「おとぎ話に新たな章が…」
スピードガンコンテストで155キロをマークしSNSを通じてアスレチックスと契約したパッターソン
球場内に設置されたファン用のスピードガンで最速96マイル(約154.5キロ)の剛速球を投じアスレチックスと選手契約を結んだネイサン・パッターソン投手がルーキーリーグで衝撃のデビューを果たした。先発で1イニングを投げ3者三振とこれ以上ないデビュー戦に米メディアも「ハリウッドのような旅は、力強いスタートを切った」と伝えている。
ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われたファン向けの企画「スピード・ピッチ・チャレンジ」に参加し最速96マイル(約154.5キロ)の剛速球を披露しSNSがきっかけでアスレチックスと契約した“奇跡のファン”パッターソン。15日(日本時間16日)に行われたルーキーリーグで衝撃のデビュー戦を飾った。
アリゾナリーグの対カブス戦に先発したパッターソンは先頭から3者三振と完璧な内容でデビュー戦を飾った。米紙「USAトゥデイ」は「アスレチックスと契約したファン、パッターソンがマイナーデビュー戦で奪三振」と見出しを付け、パッターソンの衝撃のデビュー戦を伝えた。
記事ではファンからプロ野球選手になったシンデレラストーリーを言及しながら「パッターソンのおとぎ話に新たな章が加わった。彼はデビュー戦で最高に素晴らしかった」と、1回3奪三振のデビュー戦を絶賛。さらにパッターソン自身のインスタグラムも紹介。
「昨夜はプロデビューを果たし、素晴らしくて、本当に幸せでした。正直、最初のストライクを投げるまで緊張していました。最高の状況であり、家族、友人、チームメート、コーチたちの愛とサポートに感謝しきれません。まだ先は長く、そのことが楽しみでもあります」
夢を現実のものにしたパッターソンは球団、家族らへの感謝、そして今後の抱負も口にしている。そして記事の最後には「23歳のハリウッドのような旅は、力強いスタートを切った」と締めくくっている。
(Full-Count編集部)