オリオールズ捕手が“負の連鎖” 走者と衝突→プレー続行も急所に打球直撃の悲劇
3点リードの展開も6回に一挙6失点で逆転を許したオリオールズ
■Rソックス 13-7 オリオールズ(日本時間19日・ボストン)
オリオールズのチャンス・シスコ捕手が18日(日本時間19日)、敵地レッドソックス戦で度重なる災難に見舞われた。敵走者と衝突し負傷もプレーを続行したがその後はファウルボールが急所に直撃し負傷交代となった。
1イニング大量6失点を喫したお粗末プレーに捕手は急所に……。度重なる悲劇が起こったのはオリオールズが3点リードで迎えた6回の守備だった。1死一、三塁からバスケスの適時打で2点差、さらに続くモアランドが放った飛球は左翼前への浅い飛球に。だが、遊撃ビヤー、三塁ヌネス、左翼手ピーターソンがまさかのお見合いで、二走のバスケスも一気に生還し同点に追いついた。この際、捕手のシスコがトラビスと衝突し左腕付近を負傷してしまう。
シスコはしばらく立ち上がることができなかったが、気力を振り絞りプレーを続行。だが、この回逆転を許しなおも2死二、三塁の場面でボガーツのファウルチップが急所に直撃。あまりの激痛に地面を叩くほど、この後一度ベンチに引き下がったがセベリーノと交代となった。
レッドソックス公式ツイッターは一挙6点を奪った逆転劇を動画で公開。お粗末プレーとシスコの“悲劇”にファンも「マイナーチーム相手に戦っているんだね」「どうやったら捕手が倒れることになってるの?」と呆れかえっていた。