西武秋山、海外FA権取得も明言避ける「今どうこう言うつもりはない」
今オフにメジャー挑戦する可能性もある
西武の秋山翔吾外野手が20日、海外フリーエージェント(FA)権を取得した。この日の練習後に報道陣に対応した秋山は「個人的なこと。今どうこう言うことではない」と権利行使については明言を避けた。
2010年ドラフト3位で八戸大から西武に入団した秋山。この日で出場選手登録日数が9年に達し、海外FA権を取得した。秋山は取得に際し「1年目から使ってもらわないと9年で(権利を)取るのは難しい。登録にあたって協力してくれた人たちに感謝しています」と話した。
3年契約の最終年となった昨年18年オフの契約更改では球団から新たに複数年契約を提示されたがこれを固辞していた。メジャー球団移籍への可能性もあるが、「今日勝たないとソフトバンクにマジックがつく。チームで動いている以上、今は言うことがない」と権利の行使について明言しなかった。
秋山は今季ここまで全試合に出場し、打率は.310。707試合連続フルイニング出場を続けており、プロ野球単独2位の記録を打ち立てている。
(安藤かなみ / Kanami Ando)