大谷翔平の二塁強襲“韋駄天”内野安打に米専門家驚愕「オオタニは飛んだ」
7回に二塁強襲の内野安打「一塁を駆け抜けるショウヘイがどれだけ速いのか!」
■レンジャーズ 8-7 エンゼルス(日本時間20日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・レンジャーズ戦で「3番・指名打者」で2試合連続先発出場。2回の第2打席で自己最長10試合連続安打となる左中間適時三塁打を放つと、7回の第4打席で二塁強襲の内野安打を放った。2試合連続、今季31度目のマルチ安打をマーク。メジャー通算132勝のエンゼルスOBは二塁強襲安打を「ロケットのよう」と絶賛。そして、韋駄天ぶりに「どれだけ速いのか」と衝撃を隠そうとしなかった。
脚で魅せた。7回、3番手ケリーの2球目のフォーシームを強振すると、矢のような打球が二塁手オドアを襲った。打球速度108マイル(約173.8キロ)でグラブを弾くほどの強烈な打球。オドルはすかさず送球したが、一塁セーフに。二塁内野安打となった。
ロサンゼルスで中継しているテレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」で解説を務めるマーク・グビザ氏は風のように一塁ベースを駆け抜けた大谷の韋駄天ぶりについて、「一塁を駆け抜けるショウヘイがどれだけ速いのか!」と驚嘆した。続けて、こう称賛した。
「彼は打球をロケットのように飛ばしました。オドルのグラブを弾きましたが、それでも刺そうとしました。ほとんどの選手ならアウトですが、オオタニは塁間を飛びましたよ!」
通常の打者なら一塁アウトで仕留められるプレーだったというが、時速108マイル(約173.8キロ)のロケット弾と飛ぶような速さの走塁で見事セーフに。この直後に今季11個目の盗塁をマークしたマッハ大谷が、敵地テキサスに強烈な爪痕を残した。
(Full-Count編集部)