西武ニールが6回1失点で7勝目 6月に1軍復帰後は負け知らずの6連勝
ツーシーム主体の投球で内野ゴロの山を築く
■西武 4-2 日本ハム(20日・メットライフ)
西武のザック・ニール投手が20日の日本ハム戦(メットライフ)に先発し、6回3安打1失点の好投で7勝目(1敗)を挙げた。
初回、西川に先頭打者本塁打を許した。しかし、その後は9者連続でアウトを奪うなど立ち直った。この日奪った18のアウトのうち、実に12のアウトが内野ゴロ(併殺打を含む)。「自分のスタイルであるゴロを打たせるピッチングができたことはよかった。守りにも助けられたね」と、手元で変化するツーシームを主体に打たせて取る真骨頂を発揮した。
黒星は6回途中7失点で降板した4月9日の楽天戦のみ。4月下旬からの2軍での再調整を経て、復帰戦となった6月20日の中日戦で白星を挙げると、この日を含めて8試合に登板して負けなしの6連勝だ。引き分けか敗戦で首位ソフトバンクの優勝へのマジックナンバーが点灯していた一戦。勝利が絶対条件だったこの日も“負けない男”が安定した投球でチームに貢献した。
(安藤かなみ / Kanami Ando)