西武秋山が海外FA権取得で渡辺GM「誠意見せる」 辻監督も移籍は「やめて、と」

西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】
西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

残留に向けて全力で交渉へ「恥ずかしくない数字を出します

■西武 4-2 日本ハム(20日・メットライフ)

 西武の渡辺久信球団本部ゼネラルマネージャーが20日、この日海外フリーエージェント(FA)権を取得した秋山翔吾外野手の残留に向け全力で交渉する意向を明らかにした。

 この日、出場選手登録が9年に達し、海外フリーエージェント権を取得した秋山。試合前には「(取得は)個人的なこと。チームで動いている以上、今は言うことがない」と権利行使についての明言は避けたが、シーズン終了後にはメジャー挑戦を含め様々な選択肢を視野に入れ検討すると見込まれている。

 渡辺GMは秋山に対し、「チームとしては欠かせない。球団としての誠意は見せる。恥ずかしくない数字を出します」とシーズン終了後に全力で慰留する意向を示した。 また、辻監督も日本ハムに4-2で勝利した試合後に「彼が取得した権利。彼が決めることだが、監督としては『(移籍は)やめて』と。欠かせない1番バッター。(流出は)痛すぎる」と残留を強く希望していた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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