広島緒方監督、大逆転劇にご満悦 「誠也が勇気をもって、三好も大したもんよ」
3点を追う9回に鈴木の24号3ランで同点、最後は三好がサヨナラ打
■広島 9-8 ヤクルト(20日・マツダスタジアム)
広島が劇的なサヨナラ勝ちで連敗を止めた。3点を追う土壇場の9回に鈴木の24号3ランで同点に追いつくと、最後は三好がサヨナラ打。試合後、緒方監督は「誠也が3ボールから勇気を持って打つべき球を捉えてくれた。三好も大したもんよ」と賛辞を送っていた。
敗戦濃厚の中、主砲の一発でカープが息を吹き返した。3点を追う9回。無死一、二塁の場面でここまで無安打だった鈴木が左翼席へ起死回生の24号同点3ランを放つと、2死二塁のチャンスに三好が中前へサヨナラタイムリーを放ち劇的なサヨナラ勝ち。
大逆転劇に緒方監督は「劣勢の空気の中で9回を諦めずにねぇ。キク(菊池涼)がつないで誠也(鈴木)が3ボールから勇気をもって打つべき球を捉えてくれた。三好も大したもんよ」と、この日のヒーローたちを称賛していた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)