ダルビッシュ、MLB史上初の偉業 5戦連続無四球&8奪三振超、4発7失点KOも…

本拠地でのジャイアンツ戦に先発登板したカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
本拠地でのジャイアンツ戦に先発登板したカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

4本の本塁打を浴びて6回途中7失点でKOされるも…

■カブス – ジャイアンツ(日本時間22日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのジャイアンツ戦に先発し、6回途中7失点で降板した。5回まで2点のリードを守っていたが、6回に2ランとソロの2本塁打を浴びて同点に追いつかれてノックアウトされ、5勝目を逃した。

 今季26試合目の先発マウンドに上がったダルビッシュ。初回、いきなりロンゴリアに2ランを浴びて2点を先制されたものの、2回2死から4者連続三振を奪うなど、2回から3イニング連続で3者凡退に。5回2死二塁でヤストレムスキーに2ランを浴びたものの、5回まで5安打4失点に抑え、リードを守っていた。

 だが、ダルビッシュは6回、ボートに2ランを浴びて1点差とされると、続くピラーに2者連発となるソロ本塁打を食らった。同点に追いつかれたところで降板。2回に自らバスターで適時打を放つなど一時はリードを奪いながら、痛恨の4被弾7失点となった。

 5回1/3を投げて7安打4被本塁打7失点だったダルビッシュだが、この日も無四球で、5試合連続無四球投球。8個の三振を奪った。地元ラジオ局「670 AM」のコラムニストであるマット・シュピーゲル氏は自身のツイッターで「ユウ・ダルビッシュは1908年以降、5先発登板連続で8奪三振以上、無四球とした(MLBで)唯一の先発投手だ。素晴らしい。もちろん、4被本塁打7失点は良くないが……」とレポートした。

 また、米スポーツ専門メディア「スポーティング・ニュース」や経済誌「フォーブス」などに寄稿しているジャレド・ウィリス記者は「ユウ・ダルビッシュは最後に四球を与えて以降、46三振を奪っている。最後に四球を与えたのは7月23日の4回にマイク・ヤストレムスキーに対してだった。しかし、その期間に9被本塁打としている。野球とは奇妙なものだ」と自身のツイッターで綴っていた。

(Full-Count編集部)

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