履正社が甲子園初V 大阪勢は夏連覇、決勝勝率は驚異の76.4%

甲子園決勝は大阪勢が驚異の勝率をマーク
甲子園決勝は大阪勢が驚異の勝率をマーク

履正社は星稜の奥川に11安打を浴びせて初優勝

 第101回全国高等学校野球選手権大会は22日、阪神甲子園球場で決勝が行われ、履正社(大阪)が星稜(石川)を5-3で下して初優勝を飾った。星稜のエース奥川から3回に4番井上が逆転3ランを放つなど、11安打で5点を奪って、初の決勝進出で令和初の優勝を掴んだ。履正社は春夏通じて初V。大阪勢は前年の大阪桐蔭に続く夏の甲子園優勝となった。

 履正社は1点を先制された直後の3回に、4番井上が奥川から逆転の3ラン。今大会で最速154キロをマークした剛腕に初めて自責点をつけた。同点に追いつかれた直後の8回には野口、岩崎が奥川から適時打を放って2点を勝ち越し。2桁11安打を奥川に浴びせて、接戦を制した。

 夏の甲子園決勝での勝利数を見ると、大阪勢は履正社で13勝目。決勝に進出した大阪代表は13勝4敗となり、76.4%と驚異的な勝率をマーク。1984年にPL学園が取手二(茨城)に敗れて以降、1985年、1987年のPL学園、1991年、2008年、2012年、2014年、2018年の大阪桐蔭、そして2019年の履正社と、出場8回連続で決勝に勝って優勝している。

 一方、星稜の石川県勢は1995年の星稜に続く2度目の決勝進出だったが、県勢初の優勝はならなかった。

(Full-Count編集部)

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