和田、貫禄の投球で4勝目 8回86球で降板も「頼もしい投手が後に控えてる」
6回1失点の好投「ある程度良いボールは投げられた」
■ソフトバンク 5-1 オリックス(22日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの和田毅投手は22日、オリックス戦に先発し、6回1失点の好投で自身4勝目を挙げた。
初回に先頭の福田周平に三塁打を浴びて、吉田正尚の併殺打の間に先制点を許した和田。「あの1点は仕方ないと割り切って、あとはゼロに抑えようと思って投げました」。その言葉通り、しっかりとした立ち直りを見せて3回からの4イニングを3人ずつで片づけた。
「飛び抜けて良いというわけではなかったですが、ある程度良いボールは投げられたと思います」
6回86球での降板については「感覚的にはもう1イニングはいけました。でも頼もしい投手が後に控えているし(逆転直後の)6回はギアを入れて投げたので少し疲労もあったので」と、ベンチの判断に素直に従った和田。「夏休み最後のヤフオクドームでいい形で勝ててホッとしています」と、本拠地を埋めたファンに気持ちよく帰ってもらえたことを喜んでいた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)