田中将大は6回5失点で7敗目、日本人初の6年連続2桁勝利お預け ヤ軍4連敗
ヤンキースは敵地でアスレチックスにスイープ許す、田中の黒星は約1か月ぶり
■アスレチックス 5-3 ヤンキース(日本時間23日・オークランド)
ヤンキースの田中将大投手は22日(日本時間23日)、敵地アスレチックス戦に先発し、6回8安打5失点4奪三振2四球で7敗目(9勝)を喫した。日本人初の6年連続2桁勝利となる今季10勝目はお預け。初回に3点を失うと、味方の拙守にも引っ張られ追加点を奪われた。ヤンキースは3-5で敗れてアスレチックスに敵地でスイープされ、4連敗となった。
田中は初回、先頭セミエンの二塁打、グロスマンとチャップマンの連続四球で無死満塁の大ピンチを背負うと、内野ゴロで先制点を献上。さらにカナに2点タイムリーを浴び、3点を失った。初回だけで33球を投げる苦しい立ち上がりとなった。
2回はわずか7球で3アウトを奪った田中だが、3回はグロスマンに左中間への三塁打を浴び、チャップマンには左前適時打を許して4失点目。オルソンにも不運な遊撃内野安打を許して1死一、三塁とされると、カナは併殺コースの遊ゴロに仕留めたものの、二塁トーレスの一塁への送球が逸れて3アウト目は取れず。5失点目を喫した。
4回は1安打を許すも無失点。4点差となって迎えた5回は3者凡退に仕留めると、6回も先頭ピスコッティに左翼への二塁打を許しながら後続を断った。ヤンキース打線はその裏にトーレスのソロ弾で1点を返したが、田中はリードを許したままここで降板。ヤンキースは敗れ、田中に7敗目がついた。
ア・リーグ東地区首位を独走するヤンキースだが、アスレチックスに敵地でカード3連敗。18日(同19日)の本拠地インディアンス戦から4連敗となった。田中は109球を投げてストライクは72球。防御率は4.68。黒星は7月25日(同26日)の敵地レッドソックス戦以来となった。
(Full-Count編集部)