前田健太、6回2失点9Kの好投 ドジャースは9回に打線目覚め劇的サヨナラ勝ち
ドジャースは8回に前田が放った1安打のみも…最終回に3安打で逆転サヨナラ
■ドジャース 3-2 ブルージェイズ(日本時間23日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手は22日(日本時間23日)、本拠地ブルージェイズ戦に先発。6回4安打2失点9奪三振1四球と好投し、援護がなく降板したが、最終回に打線が目覚めて同点に。黒星が消えると、ドジャースはそのまま試合をひっくり返して3-2のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。
前田は初回、1安打を許すも無失点。2回はグリチャック、マッキニーに連打を許し、フィッシャーのニゴロの間に先制点を奪われた。しかし、最少失点で切り抜けると、3回は3者凡退に抑える。
その裏、前田は1死からチーム初ヒットの左前打で出塁。ポロックは四球でチャンスが広がるも、後続が倒れて得点は奪えない。前田は2回途中から11打者連続アウトの好投。5回2死からワゲスパックに四球を与えたが、ビシェットはカーブで遊ゴロに仕留めた。
6回、前田は1死からゲレーロに15号ソロを被弾。追加点を奪われると、打線の援護に恵まれないまま降板した。
8回まで前田が放ったヒット1本のみの抑えられていたドジャース。しかし、9回に先頭マンシーが四球で出塁すると、1死からベリンジャーが二塁打。そして、シーガーの2点タイムリーが飛び出し、同点に追いついた。さらに、ヘルナンデスがサヨナラ打。劇的なサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。
前田は85球を投げてストライクは57球。防御率は4.13となった。
(Full-Count編集部)