元DeNA久保康友、サルサ挑戦で現役続行に意欲! 「技術が大事になるのは野球と同じ」
女性を動かすリードを覚えるため…「より技術が大事になるのは野球と同じ」
「サルサは、力で女性を動かそうとしても不細工になるし、力でごまかすことはよくない。力ごなしにやるのではなく、柔らかい動きでいかにリードの合図を伝えるか。より技術が大事になるのは野球と同じですね」
サルサは男女が手をつなぎ、向かい合って踊るため、胸を張って背筋を伸ばした状態で踊ったほうがリードの合図も相手に伝わりやすい。久保は「まっすぐに立てるようになれば姿勢がよくなるし、姿勢がよくなれば(投球)フォームもよくなる。パワー、スピードにもつながる。一石二鳥だし、腰痛防止にもなり、長生きにもつながりますよね」と、その利点を語る。
久保は体の構造への理解度が高く、毎日入念なストレッチを欠かさないなど、体のケアには人一倍気を使っており、ケガも少ない。8月6日に39歳になったが、ウインターリーグも含め、中南米や欧州など、今後も海外で現役生活を続けていくことを望んでおり、選手寿命を伸ばしていくためにも、サルサは格好のトレーニングメニューにもなる。
「ドミニカでもやりたいし、コロンビア、パナマにも興味がある。今は治安が悪くて行けないけど、いつかはベネズエラにも行きたい。欧州ならイタリアやオランダもある」
世界地図を広げ、今後の野球人生について夢を膨らます久保。サルサで元気な体を維持し、夢へのピースを1つ1つ埋めていく。