大谷翔平が激励訪問の宇宙飛行士・野口さんに提案 宇宙空間で「遠投を見てみたい」
昨年4月以来の再会に「前に見た時よりも調子がいい」
■アストロズ – エンゼルス(日本時間24日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地アストロズ戦の前に宇宙飛行士の野口聡一さんから激励を受けた。昨年4月以来の対面で、野口さんが見守る中、大谷は32スイングのうち12本を柵越え。外野席の看板を直撃する大アーチを放ち、野口さんを「すごい飛ばしているんで、前に見た時よりも調子がいいんじゃないかと思います」と驚かせた。
大の野球好きとして知られる野口さんは、この日、アストロズの先発がトレード移籍してきたザック・グリンキーであることに注目。大谷にグリンキーの印象を聞いたというが、「初対決みたいですね。だから、彼もすごく楽しみにしている、何がすごいのか見たいっていう話をしていました」と振り返った。
また、野口さんが大谷にボールを使って宇宙で面白いことができないかと尋ねたところ、「大谷さんはやっぱりピッチャーだから『遠投』って言っていましたね。どこまでもボールが飛んでいくところを見てみたいって。バッティングもそうですけど。無重力でボールがどこまでも飛んでいくところを見たいんじゃなかと」と話し、笑顔を見せた。
この日も新型宇宙船の訓練の後で激励に駆けつけた野口さん。大谷について「去年に比べてリラックスしている。あとはよくボールが飛ぶようなになった印象があります」と感心。「大谷君のホームランに期待しつつ、アストロズの投手陣が抑えるところも見てみたいです」と、アストロズ愛も忘れなかった。
(Full-Count編集部)