大谷翔平、4の0でスタメン11戦ぶり無安打 黒の「SHOWTIME」ユニで快音響かず
200勝右腕グリンキーの前に3打数無安打、7回の好機では2番手右腕の前に空振り三振
■アストロズ 5-4 エンゼルス(日本時間24日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地アストロズ戦に「3番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場。通算200勝右腕のザック・グリンキー投手に3打席目まで無安打に抑えられるなど、4打数無安打に終わった。3打席目に相手の失策で出塁し、生還したが、快音は響かず。スタメン出場では11試合ぶりの無安打。エンゼルスも3-5で逆転負けした。
この日の試合は「プレーヤーズ・ウィークエンド」として行われ、両チームがニックネーム入りの白と黒のユニホームで対戦。エンゼルスの選手は黒のユニホームを着用し、大谷は2年連続「SHOWTIME」のニックネームを背負って登場した。
2009年にサイ・ヤング賞を獲得し、2度の最優秀防御率(2009、2015年)にも輝いたメジャーを代表する右腕グリンキーと対戦。初回2死走者なしの第1打席はカーブを打ち中飛、2点リードの3回1死一塁ではチェンジアップを打ってニゴロ併殺打に倒れた。
逆転されて迎えた6回先頭では90マイル(約145キロ)の直球を打ち、二遊間へのゴロに。しかし、二塁手のアルトゥーベが弾き、失策で出塁した大谷。その後、三塁まで進むと、アップトンの併殺崩れの三ゴロで1点差に迫るホームを踏んだ。
大谷はさらに、1点を追う7回2死一、三塁の好機で打席。アストロズはここでグリンキーを代えて2番手ハリスを投入。一打同点、ホームランなら逆転という場面だったが、1ボール2ストライクから高めへの92マイル(約148キロ)のカットボールに空振り三振。快音を響かせることはできなかった。
21日(同22日)の敵地レンジャーズ戦は代打で中飛に倒れ、連続試合安打が「11」でストップしていた大谷。この日も快音は響かず、スタメン出場では9日(同10日)の敵地レッドソックス戦以来、11試合ぶりの無安打に終わった。エンゼルスも敗れ、3連敗を喫した。
大谷は今季91試合出場で打率.302、16本塁打、54打点、OPS(出塁率+長打率).881となった。
(Full-Count編集部)