オースマス監督、大谷翔平のブルペン投球を“至近”見学 「いい状態に見えた」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

術後12度目のブルペン投球でスライダーを解禁

■アストロズ 5-2 エンゼルス(日本時間25日・ヒューストン)

 エンゼルスのブラッド・オースマス監督は24日(日本時間25日)、敵地アストロズ戦の前に行われた大谷翔平投手のブルペン投球を見学し、「よかった。いい状態に見えた」と話した。

 大谷にとって術後12度目のブルペン投球となったこの日。オースマス監督はマウンドに立つ大谷を左前方約1メートルに見る至近距離から、腕組みをしながらドッシリと椅子に腰掛けて見守った。時には笑顔を見せながら、時にはボールの握りを確認し合いながらの34球。カーブに続き、スライダーも解禁した大谷について「よかったよ。カーブ、スライダー、ファストボールを投げ、いい状態に見えた」と評価した。

 着実に復帰までの段階を踏んでいる大谷だが、指揮官には先を急ぐつもりはない。打者を立たせての投球練習について話が及ぶと、「現時点ではブルペン投球だけ。明らかに、どこかのタイミングでは打者を立たせるが、それがいつになるか確かな時期は分からない」と話した。

 この日は全34球の中にスライダー5球、カーブ10球を織り交ぜた大谷。少しずつ強度と精度を上げながら、来年のマウンド復帰を目指す。

(Full-Count編集部)

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