伝説助っ人・ブライアント氏の始球式登場に大歓声 ノーバン投球に“後輩”モヤは見逃し
通算259本塁打のブライアント氏がオリックス-日本ハム戦の始球式に登場
■オリックス – 日本ハム(25日・京セラドーム)
近鉄で活躍したラルフ・ブライアント氏が25日の日本ハム戦(京セラドーム)で始球式を行った。
1980、1990年代に大阪を沸かせたスラッガー・ブライアント氏が登場すると、球場は歓声に包まれた。打席には同じ金銭トレードで中日からオリックス入りしたモヤ。ブライアント氏の投球は山なりながらも外角低めへ決まるノーバウンドでミットに収まった。打席内のモヤは“お約束”の空振りをすることなく、見逃した。三塁ベンチで見守った日本ハム・栗山監督も笑顔を浮かべる始球式となった。
ブライアント氏は88年途中に中日から近鉄へ金銭トレードで移籍。移籍後に仰木監督の下で才能を開花させ、88年に74試合で34本塁打をマーク。89年には西武とのダブルヘッダーで4打席連続本塁打。MVPに輝き、リーグ優勝に貢献した。95年まで本塁打王3度、打点王1度を獲得し、近鉄での8年間で通算259本塁打、641打点をマーク。また、93年に記録した204三振はNPB歴代最高記録となっている。