【U-18W杯】広島ドラ1小園が語る国際大会の難しさ 食事、ゾーン、牽制…「想定外のことが起きる」

恩師・永田監督が2年連続で指揮を執る「初めての世界一を取ってもらいたい」

 小園自身も2年時に出場したカナダでのワールドカップでは「試合ができないぐらいの雨だったけど2時間も待たされたり、道具が届かなかったり大変でした」と語る。最も一番苦労したのは「やっぱり食事面ですかね…。木製バットとか色々と言われましたが自分はしっかり対応できるように準備もしていた。どうしようも無いのが食事でした。文化の違いなどもあり日本の味に慣れているのでダメなものはダメだった(笑)」と当時を振り返った。

 今大会は韓国で開催され日本代表の監督は報徳学園時代の恩師・永田裕治が2年連続で指揮を執る。8月下旬に連絡を取り合ったようで「やっぱり勝ってもらいたいし、めちゃくちゃ応援してます。自分は2年の時は3位に終わって、去年はアジア4位。初めての世界一を取ってもらいたい」と口にする。

 一方で注目しているのは昨年もチームメートだった星稜の奥川恭伸投手。昨年は同じ日の丸を背負った仲だが「去年もよかったけど今年はもっと全体的にスケールアップした感じがする。僕も高校時代に対戦したことがありますが4打数ノーヒット。全く打てなかった(笑)。彼は凄いピッチャーですよ。日本を世界一に導いてほしい」とエールを送った。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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