【U-18W杯】明大・森下、慶大・郡司…高校代表から大学代表として出場する選手たち
あれから4年…U-18からドラフト候補へ 壮行試合はプロの卵たちが大勢
30日から韓国・機張(きじゃん)で開催される「第29回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に参加する高校日本代表は26日に神宮球場で国内最後の実戦として大学日本代表と壮行試合を行う。大学ジャパンの先発・明大の森下暢仁投手は4年前は大分商の投手としてU-18メンバー入り。W杯を戦っていた。先発はチェコ戦の1試合。2試合が救援だった。
この年のメンバーはプロへ多く進んだ。投手は佐藤世那(仙台育英→元オリックス)、成田翔(秋田商→ロッテ)、高橋樹也(花巻東→広島)、小笠原慎之介(東海大相模→中日)、高橋純平(県岐阜商→ソフトバンク)。野手では1年生で選ばれていた清宮幸太郎(早実→日本ハム)、平沢大河(仙台育英→ロッテ)、オコエ瑠偉(関東一→楽天)、堀内謙伍(静岡→楽天)。今年のU-18からも多くのプロ入りが期待されている。
森下の他にも、法大の宇草孔基(常総学院)、筑波大・篠原涼(敦賀気比)、慶大・郡司裕也(仙台育英)が4年前のU-18を経験し、7月の日米大学野球の代表にもなり、活躍。今回の大学ジャパンのメンバーに選ばれており、再び壮行試合に出場することになった。
4年前のメンバーもW杯を前に大学日本代表と壮行試合を行っている。9-2で大学ジャパンが勝利。田中正義(創価大→ソフトバンク)、澤田圭佑(立大→オリックス)、濱口遥大(神奈川大→横浜DeNA)、吉田侑樹(東海大→日本ハム)、高橋礼(専大→ソフトバンク)、柳裕也(明大→中日)、上原健太(明大→日本ハム)の当時の大学ジャパンの投手リレーに抑えられたが、本大会では準優勝。優勝したアメリカに惜しくも1点差で敗れた。
高校ジャパンだけでなく、大学ジャパンにも多くの好選手がそろっており、こちらも注目だ。
(Full-Count編集部)