U-18W杯は立身出世への登竜門? 成長を遂げる過去の代表メンバーたちの現在地
第28回大会には日ハム清宮やロッテ藤原、広島小園ら期待度の高い選手の名前が並ぶ
○2017年(第28回大会)
・投手
清水達也(花咲徳栄→中日)
川端健斗(秀岳館→立大)
三浦銀二(福岡大大濠→法大)
山下輝(木更津総合→法大)
桜井周斗(日大三→DeNA)
磯村峻平(中京大中京→明大)
徳山壮磨(大阪桐蔭→早大)
田浦文丸(秀岳館→ソフトバンク)
・捕手
中村奨成(広陵→広島)
古賀悠斗(福岡大大濠→中大)
・野手
西巻賢二(仙台育英→楽天)
鯨井祥敬(東海大市原望洋→東海大)
清宮幸太郎(早実→日本ハム)
安田尚憲(履正社→ロッテ)
井上大成(日大三→青学大)
小園海斗(報徳学園→広島)
丸山和郁(前橋育英→明大)
伊藤康祐(中京大中京→中日)
増田珠(横浜→ソフトバンク)
藤原恭大(大阪桐蔭→ロッテ)
前回大会の代表メンバーで高卒でプロ入りしたのは11人。当時3年生だったメンバーは今季が2年目、2年生で選出されていた小園と藤原はルーキーイヤーとなっている。1年生時から代表メンバーだった清宮がこの世代の代表格。2年間で1軍112試合に出場している。楽天の西巻も昨季1軍で25試合に出場しポテンシャルの高さを感じさせている。ソフトバンクの田浦も今季1軍デビューを果たした。
一方で大学進学組は9人。前橋育英から明大に進んだ丸山は2年生ながらレギュラーの座を掴み、日米大学野球の侍ジャパン大学代表にも選出された。今回の壮行試合のメンバーにもなっている。法大の三浦は1年生からリーグ戦のローテを担い、ここまで3季で7勝をあげている。磯村や徳山らもそれぞれの大学で出番を得ている。
これまで精鋭を揃えながら、世界一には手が届かなかった侍ジャパンU-18高校代表。佐々木、奥川といった今秋ドラフト1位候補を擁する今大会は悲願の頂点に立つことはできるだろうか。
(Full-Count編集部)